エンジニアは、スキル上達のために技術本を熟読したり、セミナーに参加したり、あらゆる方法で知識や技術を得ようと、弛みなく努力をし続けるだろう。しかし、ただインプットするだけでは、確実に知識や技術を自分のものにすることは難しい。
そのため、インプットしたら、アウトプットすることが非常に大切となる。さらに言えば、アウトプットしたものに対するフィードバックを改めてインプットするところまで、一連の学習サイクルとして定着させよう。
そうすることで、自分が得た知識を再度復習し、より深く理解できる。また、アウトプットすることで、自分の理解度も認識できるだろう。自分に学び足りないものは何なのか、どの部分についてこれから学んでいくと良いのかを、把握できると言うわけだ。
では、どのようにアウトプットすると良いのだろうか。具体的な方法としては、学習して得た知識をブログやSNSに書き込んで発信したり、ネット上で自分の技術を活かした自作ツールやサービスを公開したり、コミュニティなどに参加してプレゼンテーションを行ったりと、第三者からフィードバックをもらえるアウトプットの仕方が効果的だ。
アウトプットの頻度は、できれば多い方が良いだろう。プレゼンテーションをする機会を頻繁に作ることは難しいが、ブログやSNSでの発信は、インプットしてすぐに書き込めると言う手軽さがあるため、一番手っ取り早く活用できる。これらの学習サイクルを確立し、アウトプットを積極的に行うことで、着実にエンジニアとしての成長に繋げることができるのだ。
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