IT業界では、プログラマーやエンジニアなど、さまざまな技術職が活躍している。専門性が高く、人によっては年収1000万を超える場合もあり、誰もが大きな夢を抱くことが可能だ。

そんなIT業界へ他業界から転向をしたい場合には、いきなり転職を考えるのではなく、まずは他業界にいる間に副業から始めてみると良い。副業することによって、本当に自分がIT業界でやっていけるのかと言う、大まかな判断材料になる。また、転向してからの失敗を防止する意味でも、副業から始めてみることがおすすめなのだ。

副業する際に利用すると良いのが、クラウドソーシングサイトだろう。クラウドソーシングサイトで募集されている案件は、高い技術を要するものが少なく、比較的とっつきやすいことが特徴の1つと言える。

案件内容に伴って報酬額も低い傾向にあるが、未経験者が実績を積む場所としては最適だ。しばらく副業としてIT業界に触れていれば、まったくの未経験からIT業界へ転向するよりも、馴染みやすく感じられるだろう。

ちなみに、IT業界は人材が足りておらず、それならばと自社で人材育成を進める企業も増えてきた。しかし、IT業界は依然として学歴ではなく、実績が物を言う業界でもあるのが実情だ。そこで、クラウドソーシングサイトを利用して実績を積んでおけば、よりスムーズにIT業界へ転向できる可能性が高まると言うわけである。

焦って転向しても、失敗してしまえば意味がない。そのため、このように副業を経て本職へと繋げることが、理想の流れと言えるのではないだろうか。