活躍するには学習は必要だが、学歴は重要ではない


エンジニアが、IT業界で生き残るために必要なことと言えば、やはり企業から求められる人材になることだろう。当然ながら、企業から求められなければ、仕事にありつくことさえままならない。そこで、企業がエンジニアに何を求めているのかを見ていこうと思う。

まず1つ目は、高いスキルを持ち合わせていることだ。例えば、PHPは現在も人気が高いプログラミング言語とされており、特にWeb開発の分野で使用されている。しかし、PHPを使いこなせるからと言って、高いスキルを持っているアピールに繋がるかどうかは、いささか疑問だ。

もともとPHPは、未経験者でも理解しやすい容易さが特徴であり、日本国内で比較的人口が多いプログラミング言語である。PHPが扱えること自体は良いのだが、それだけでは他が埋没してしまい、企業側にアピールすることはできない。プログラミング言語に関しては、複数使用できてはじめて、アピールポイントとなる。

その他に必要と言えるのが、仕事に対する姿勢だ。交渉の際に、どのような姿勢で仕事に取り組み、どんな成果を見込めるかを積極的にアピールするべきだ。アピールが成功すれば、実績以上の仕事を任せてくれる可能性が高くなる。任された以上は、その仕事に対して真摯に取り組み、結果を出すことが最大のアピールに繋がるだろう。

そして、企業がより求めているのが実績だ。スキルや姿勢だけでは、実際にどの程度使える人材なのかわからない。そのため、エンジニアがもしPHPを使用して働きたいと思うなら、学歴よりも実績が重視される仕事だからこそ、小さな仕事から経験を積み重ねていく必要がある。